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冠水、修復歴車

■冠水車(水没車)について
冠水車

冠水車とは、台風などの水害により水に浸かった自動車の事です。。
冠水した車両はほとんどの場合は使用不可能となり、外観は無傷でもほとんどの場合は廃車扱いになってしまいますが、 この様な車両の中でも、走行に支障が無い車両を、ルームクリーニングなどを施しただけで市場に出回ることがあります。
しかし現在の時点では問題がなくても、ある程度の時間が経つにつれ、電装関係に支障が出たり、エンジン不調や始動不良になったりと、大きなトラブルになる可能性はかなり高いです。
自動車業界の査定でも、事故車よりも厳重な扱いがされ、車の事を良く知っている本業の方でも「乗りたくない」「欲しくない」というほどの扱いになります。
冠水車をかなり低価格で販売している事がありますが、よほどの事がない限り、購入される事は避けた方が良いと思います。
同じ低価格でも修復歴車や過走行車両をオススメします。

■修復歴車(事故車)について

■自動車公正取引協議会による修復歴車の定義

自動車公正取引協議会による修復歴車の定義

1.フレーム (サイドメンバー)
2.フロントクロスメンバー
3.フロントインサイドパネル
4.ピラー
5.ダッシュパネル
6.ルーフパネル
7.ルームフロアパネル
8.トランクフロアパネル
9.ラジエターコアサポート

*自動車公正取引協議会で定められている基準、1〜8のいずれかを修正するか、9を交換したクルマを修復歴車と定めています。

皆さんも事故車・修復歴車と言いう言葉を耳にした事があると思いますが、完全には同じ意味ではありません。
一般に、軽度な事故で損傷を受けたもの全て事故車と呼ばれてしまい、フェンダーのヘコミやキズ程度の交換や、バンパーの部分塗装程度でも事故車と呼ばれてしまう事もあります。
修復歴車とは、「中古車自動車査定基準」の中で、事故や災害による自動車の骨格などの部分に欠陥を生じた場合や、修復されたものを修復歴車として扱われます。つまり、事故車でも修復歴が有るとは限らないという事です。
一般の方の多くは事故車→修復歴車と認識されているようですが、財団法人自動車公正取引協議会の定義にのっとり、9項目の部位のいずれかを交換、または修正したクルマを『修復歴車』と呼んでいます。
ただし、修復歴車の定義はこれ一つではなく、オークション会場ごとに定められたものもあります。
修復の度合いにも大小様々ですが、きっちり修復されていれば問題のない場合がほとんどであり、むやみに敬遠する必要は無いと思います。
しかも修復歴があると車両価値が下がる為、安価で買える非常にお買い得車になる事もあります。


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